胆振西部の川のサケの産卵は10月上旬には下流域に広がりました。滞留している数も前の週より多く感じます。カップルがあちこちで産卵する一方、サケを動物が食べているようです。地元の人の話ではヒグマではなさそうです。【室蘭支所】
胆振西部の川のサクラマスの産卵は10月1日の段階で最終盤でした。産卵床を守るメスの撮影を始めたところ、上流から"流し"のオスが流れてきました。メスとオスの出会いから別れまで、一部始終を記録しました。【室蘭支所】
胆振西部の川はサケの産卵が最盛期を迎えています。9月30日の撮影でサケの産卵の瞬間をとらえました。メスをめぐるオス同士の熾烈なポジション争い。その結果としてペアになったサケたちが産卵する瞬間に、ドラマがありました。【室蘭支所】
胆振西部の川は9月の最終盤で一気に産卵が始まったようです。30日の撮影では、前の週までは婚姻色が薄かったサクラマスも一気に色づきました。産卵床を守るメスの尾びれを見ると、もう終盤なのかもしれません。【室蘭支所】
心配だった札幌・精進川の水位は戻りました。上流にある取水口のトラブルが原因でした。トラブルが解消されて水流がもどり、滝壺にサクラマスが入っていました。都市河川ならではの現象となりました。
9月24日の札幌・精進川に行ってきました。前夜の雨で、豊平川、真駒内川、琴似発寒川は増水気味なのに精進川は渇水です。滝では上流を目指して小さな魚たちが上流を目指してジャンプしていました。それにしてもこの水位、もうすぐサクラマスの産卵の季節なのにちょっと気になります。
胆振西部の川を9月22日に撮影しました。大雨のあとの増水が続き、サケたちが大淵で遡上のタイミングを待っていました。彼らはいろいろな困難を乗り越えてここまでやってきました。ただし、今後は、さらにハードルが加わりそうです。
【室蘭支所】
9月中旬の胆振西部の川を撮影して来ました。これまでの踏査で気になっていた場所を一気にまわってみました。いい感じの淵にはサケとサクラマスが同時にたまっていました。尾びれを使っているメスはなく、産卵にはもう少し時間がかかりそうです。
【室蘭支所】
9月に入って、胆振西部の川にヤマメを探しにいってきました。川面で反射する光が邪魔して、魚体を確認するのに少し時間がかかります。あたりをつけてカメラを沈めると、ヤマメがどっさり。彼らもイクラ好きか!?
【室蘭支所】
9月に入って、胆振西部の川にサケがあがってきました。この日の撮影ではじめてメスのサケを確認。そのまわりをよく観察すると、別の魚たちも集まって列を作っていました。
【室蘭支所】
8月下旬に豊平川で市民イベントが開かれました。夏のひと時を、川を見て過ごそう!という趣旨なので、タイトルはサッポロ☆カワミ。趣旨にそって、会場の川の中をのぞいてみました。
8月中旬になって、胆振沿岸の各所でサケ釣りの人たちを見かけるようになりました。気になって、通りがかりの川を橋の上からのぞいてみると、そこにはニジマス・サケ・サクラマス。1箇所で3種類を撮影できました。
【室蘭支所】
8月上旬、室蘭支所が定点観察している胆振西部の川の様子を見てきました。そろそろあの魚が上がってくるのでしょうか。その気配は…。【室蘭支所】
8月の札幌 中の川は、そよそよと澄んだ水が流れてほっとします。去年に続く定点観察地点です。ウキゴリは期待通りにごっちゃり、でもあの魚は…。
7月下旬、胆振地方西部の川を探索してきました。市街地へと続く川だけに、小さな堰堤が連続。魚道まわりをチェックすると、ヤマメを大量い見つけました。ただ、それ以外の魚やエビは見つからず。もう少し、調べる必要がありそうです。【室蘭支所】
7月中旬の道東河川で、イトウの稚魚を観察してきました。こうした流れが失われると、稚魚たちは成長できません。川の多様な流れは多様な生態系の礎になります。多様であることは、人にとっても有益なはずです。お金で計算するのは難しそうですが…。
7月上旬、札幌はものすごい暑さに…。そんな時は近所の河原を散歩して、そうっと、水底をのぞいて見ると発見があります。この時期にしては小さめのサクラマス稚魚とウキゴリの姿になごめます。
7月に入り、日差しと雑草が強くなってきました。勇払地域の湧水の川の源流を調べてきました。森の中は快適!(ヤブ蚊をのぞいて) 手頃な大きさの礫はイワナ・オショロコマの産卵によさげですが、見つかった稚魚はこちら。この時期、このサイズ、このカラーリングなので、ニジマス? 今回、写真です。【室蘭支所】
7月になったので、豊平川さけ科学館わきの真駒内川に。いつかみたサクラマスの稚魚たちの様子を確認にいくと、川はにごっていました。でも、こんな時は、きれいな水が流れている稚魚放流用水路をチェック。稚魚たちをじっくり観察するチャンスになりました。
胆振地区にどんな川があるのか、室蘭市周辺でガサガサを敢行しました。1時間20分かけて700メートルを遡上した結果をまとめました。【室蘭支所】
6月中旬の静内川の河口から1キロ地点。サケ稚魚が好みそうな、ゆるいけど、水がきちんと流れているエリアを探して撮影して見ると…。やっぱり稚魚がいました。【室蘭支所】
6月中旬の日高地方各地を見て来ました。堰堤の上からのぞいて見ると、魚の気配がむんむんです。その通りに、水中にはサクラマスたち。まぶしい銀色の魚体を撮影することができました。【室蘭支所】
6月中旬の豊平川でサケ稚魚を探しました。稚魚が好みそうな分流筋。濁りもあって、撮影できた稚魚の数は、少なめです。彼らは海へ下るときに、サクラマス(親魚)とすれ違うことになります。もうすぐ主役交代です。
5月下旬、豊平川の支流筋は平水に戻りつつあります。春から夏へ。いい季節の真駒内川をのぞいてみるとサクラマスの赤ちゃんを見つけることができます。スマホ映像でどうぞ。
5月中旬の豊平川はまだ水位がさがっていませんでした。なのでにごりもとれていません。にごりがないのは分流筋。砂利をもぐった水が出ているのか、透き通っていました。その中をじっとのぞいているとモエビやウグイの稚魚が見えました。
2017年最初の黄砂が観測されました。豊平川は上流から下流に向かってふく強い風に見舞われました。前回4月28日よりも水位は上昇。稚魚が滞留できる場所は限られます。
カモメも飛ばない暴風の下、水面下にサケ稚魚を発見しました。旺盛な食欲。でも…。
GW後半、札幌市内のサクラが満開になりました。琴似発寒川の河原にもサクラの花と陽気にさそわれて、人々が繰り出しています。緩くなった流れをそうっと覗き込むと、元気な稚魚たちが泳いでいます。
気がつけばGW最中です。千歳川に様子を見にいきました。いつもの分流は稚魚だらけ。水の外からは赤っぽいことだけがわかり、撮影したのはすべてサクラマスの赤ちゃんと思っていたら、よく見るとサケ稚魚もいました。群れにまぎれることもあるんですね。
気がつけばGW直前です 豊平川の川岸の緑がどんどん増えていきます。増水してできた分流の緩やかなところにじっと立っていると小さな影が動くのが見えました。水は濁っていても、稚魚の警戒心は強いです。
4月中旬の琴似発寒川の様子をみてきました。典型的な都市型三面張構造なので、雪代で一本の太い流れになりそうです。でもヤナギの木が茂って陸地ができ、分流になる部分が少しあって、根気よく探すと、サケ稚魚が見つかりました。
4月に入って暖かい日が続くにつれ、雪解けで川が濁ってきました。新十津川町の徳富川もだいぶ濁り気味。でも、目を凝らしてよく見ると野生の稚魚たちがいました。ほかの地域よりも小さい印象です。
千歳川のサケをこの前に撮影してのは年末から年始にかけてでした。それから3ヶ月がたつと、水の中の風景はどう違うのか。親魚たちの残像と彼らのあとを引き継ぐ命が見えました。
豊平川のさけ科学館が育てたサケ稚魚の放流が3月10日から始まりました。その上流で撮影しているので、映像でとらえたのは野生の稚魚と思われます。彼らのくいしんぼうぶりを捉えました。
3月に入って、屋根の雪がすべて落下、まもなく春本番です。豊平川にあがってきたサケたちが産んだ卵は、そろそろ稚魚として浮上です。この稚魚が用心深いんです。
2月末、だいぶあたたくなってきました。日中、日が照ると雪がどんどん溶けていきます。琴似発寒川の水かさも、午後になるとちょっとずつ増えていきます。流れの押しもちょっと強め。見つけた魚も…。
2月中旬の琴似発寒川。JR鉄橋下からは水面が出ています。そろそろ、孵化した稚魚が石の下から這い出して、水中へ旅たつころ。なので、よ〜く観察していると…。
1月の上旬の豊平川。河原はすっかり雪に覆われています。スノーシューを履いて分流にいくと、卵を産みつけた産卵床の近くで命をまっとうする直前のサケたちが泳いでいました。
2017年最初のサケ映像です。千歳川の後期群、まだまだ元気です。かなりフレッシュな感じの個体もいました。
北海道の川の環境と生き物たちを撮影しています。
今も力強く残っていたり、人の仕業で危機に瀕していたり、人の思いで回復していたり…。
人と川と生き物たちを見つめます。
Wildlife and rivers in Hokkaido are faced with uncertainty.
Human chaotic advance and changing climate are making impact to the natural environment of Hokkaido.
But picking up a fact would make people wise and pious.
We hope these films help people to have a sense of wonder.
北海道魚類映画社 / HOKKAIDO FISH FILMS
札幌市手稲区 / Head Quarters, Teine Sapporo HOKKAIDO JAPAN
hokkaidofishfilms@gmail.com