2015年も残り1日の豊平川にサケを探しました。ときおり激しくふる雪のなか、氷の隙間からサケの姿が見えました。
11月。サケを探して歩いていると、集まっている場所を見つけました。冬間近になっても頑張るサケたちを撮影できました。
豊平川に黄昏がやってきました。とはいえ、水中では盛んにサケのオスたちががんばっています。川底の石をはねあげる魚もいて、メスもがんばっているね〜と思っていたら…。
11月に入って、寒いけどサケたちはどうしているのか、つい河原にいってしまいます。そこで出会ったのは謎の行動。なんと、サケが水面から顔をあげるんです。偶然ではなさそう。
年中、川の中にいる魚はどう冬を越しているのか、気になっていました。秋、十勝川の支流にかかる橋の上から覗き込んだところ、ウグイの集団を見つけました。
豊平川のいつもの場所にいくと、オスの団体を発見!彼らは一点を目指しているのに気づきました。その一点とは…。野郎ドモの緊迫した水間に迫りました。
サケ科のオスの求愛行動は「プルプル」。メスに頭を寄せて、細かくプルプルと震えるように動かします(「都会のサクラマスには…」を参照)。でもその行為には個性があることがわかる映像です。
そろそろ産卵の時期だなぁと琴似発寒川の様子を見に行くと、いるじゃないですか! しかもたくさん。イケメンのオスもいたりして…。川辺の藪に身を隠してじっくり観察します。
オスで大騒ぎになっていた水面がずいぶん落ち着いたなぁと、流れを眺めていると、メスが残っていました。そのメスを追ってみると、メスならではの習性が見えてきました。
秋、橋の上から川をのぞく人の数は、他の都市ではありえない数になると思います。その大勢の視線の先で、オスたちが繰り広げるドラマに着目します。
川を遡上するサクラマスをどうやったら見つけることができるのか、探ってみました。でも、増水時、河原に近づく場合は、くれぐれも慎重に…。
2015年は知床が世界自然遺産になって10年です。知床の特徴は海と山の生態系がつながっていること。そのため、登録時、ダム群は問題視されていました。現地はどうなっているのでしょうか、行ってみました。
琴似発寒川に住んでいたカモの親子。ときどきコガモがカモメに狙われ、母カモが一生懸命追い払っていました。ところが、それ以上の災難があるんです。
雨上がりの朝、橋の上から増水した河面に視線を送ったら、サクラマスが上流を目指していました。彼らのいく手にあるのは…。
ヤマメの子はどうしているのかな?と、やってきたのが6月解禁です。禁漁期が終わったので、再びガサガサして見ました。するといろんな生き物がごっちゃり。
春の水辺で出会ってから一月、札幌の4月5月はヤマメの禁漁期。ということは捕まえることができません。そこで潜ることにしました。
秋にサクラマスたちが産みつけた卵はそのあとどうなった⁈ 雪解けを待って調べて見ました。春の流れに泳いでいたのは…
北海道の川の環境と生き物たちを撮影しています。
今も力強く残っていたり、人の仕業で危機に瀕していたり、人の思いで回復していたり…。
人と川と生き物たちを見つめます。
Wildlife and rivers in Hokkaido are faced with uncertainty.
Human chaotic advance and changing climate are making impact to the natural environment of Hokkaido.
But picking up a fact would make people wise and pious.
We hope these films help people to have a sense of wonder.
北海道魚類映画社 / HOKKAIDO FISH FILMS
札幌市手稲区 / Head Quarters, Teine Sapporo HOKKAIDO JAPAN
hokkaidofishfilms@gmail.com